ジンバブエ

ジンバブエ

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基本情報

国名 ジンバブエ共和国
面積 39万580平方km
人口 約1,116万人 (98年推計)
首都 ハラレ
言語 英語(公用語)、ショナ語、シンデベレ(ヌデベレ)語
宗教  
民族 ショナ族71%、ヌデベレ族16%、それ以外のアフリカ系黒人11%、白人1%
通貨 ジンバブエ・ドル 1 Zimbabwean dollar (Z$) = 100 cents
為替レート 1ドル=約39.4ジンバブエ・ドル(99年)
日本との時差  
ビザ  
国旗  
国際電話  
 
 
   
   

地勢・気候

地図
位置:アフリカ南部の内陸部に位置し、モザンビーク、ザンビア、ボツワナ、南アフリカ共和国に隣接する。 ザンビアとの国境にはヴィクトリアの滝がある。
面積
全面積:390,757平方km
陸地の面積: 386,847平方km
気候
地形:国土の大部分は高原で、東部は山岳地帯となっている。
天然資源

政治

正式名称:ジンバブエ共和国
(英語: Republic of Zimbabwe)
政体:共和制
首都:ハラレ
独立:1980年4月18日 (イギリスより)
憲法
選挙権: 18歳以上の国民すべて
元首:ロバート・ガブリエル・ムガベ大統領(Robert Gabriel Mugabe)、
1987年12月31日就任、2008年6月27日再任(5期目)、任期5年(2007年9月の「第18次憲法改正案」にて大統領任期が6年から5年に短縮)
行政府
政府の長:首相 モーガン・チャンギライ(Morgan Tsvangirai)
内閣
立法府:二院制
(下院:定員210人、任期5年、上院:定員93人、選出議員60人、任命議員等33人、任期5年)
政党

経済

概況
国内総生産(GDP):87億1,400万ドル (2009年:IMF)
国内総生産実質成長率:-14.423% (2009年:IMF)
一人当たり国内総生産(GDP): 2,668ドル (2009年:IMF)
インフレ率(消費者物価):3.433% (2009年:IMF)
失業率: 95% (2009年推計)
国家予算(2008年推計)
歳入:1億 3,300万ドル
歳出:2億5,800万ドル
輸出:12億1,300万ドル (2009年推計)
商品:白金、綿、タバコ、金、フェロアロイ、繊維/衣類
相手国:コンゴ民主共和国14.82%、南アフリカ13.39%、ボツワナ13.23%、中国7.82%、ザンビア7.3%、オランダ5.39%、英国4.93%(2009年)
輸入:24億1,300万ドル(2009年推計)
商品:機械、輸送機械、化学薬品、燃料、食料品
相手国:南アフリカ62.24% 、中国4.2%(2009年)
対外債務:58億2,100万ドル (2009年推計)
工業生産: 成長率は-2% (2009年推計)
産業:GDPの23.9%を占める。 鉱業(石炭、金、白金、銅、ニッケル、スズ、粘土、多数の金属や非金属鉱)、鉄鋼、木材製品、セメント、化学薬品、肥料、衣料品や靴、食品、飲料
農業:GDPの19.1%と労働力の66%を占める。
トウモロコシ、綿、タバコ、小麦、コーヒー、サトウキビ、ピーナッツ、めん羊、山羊、豚
経済援助
通貨:ジンバブエ・ドル(ZWD)が公式通貨だったが、2009年1月に、複数外貨制を導入し、主として米ドル、南アフリカ・ランドを使用。2009年2月、公務員の給与を米ドルによって支払うと発表し、ジンバブエドルの流通は公式に停止された。
為替レート
現況:かつて農業は、ジンバブエの基幹産業であり、外貨収入の約半分を農産物の輸出で得ていた。 2000年8月、政府は、国土の90%以上を所有していた白人所有大農場を強制収用し、黒人農民に再分配する政策を開始した。この結果、白人の持っていた農業技術が失われ、農作物の収穫量は激減し、外貨不足に陥り、経済は極度に悪化した。それに加え旱魃による食糧不足が深刻化した。インフレが激しくなり、2003年末には600%、2006年には1,000%以上、2008年には220万%、2009年には2億%以上となり、為替レートは、1米ドル=250億ジンバブエ・ドルとなった。 2009年1月、政府は完全に信用を失ったジンバブエ・ドルに代えて 米ドル、南アフリカ・ランドを国内で使用する事を公式に認め、同年2月、公務員の給与を米ドルで支払う事を発表し、ジンバブエドルの流通は公式に停止された。

歴史

   
12世紀頃 マプングヴエ王国成立
13世紀〜14世紀 グレート・ジンバブエ王国成立
15世紀頃 モノモタパ王国、トルワ王国成立
19世紀後半 イギリス南アフリカ会社による統治
1923年 英国の自治植民地としての南ローデシア成立
1953年 ローデシア・ニアサランド連邦成立
1963年 連邦解体
1965年 植民地政府首相イアン・スミスによる白人中心政権の一方的独立宣言、ローデシア共和国成立。人種差別政策を押し進める
1968年 国連安保理対ローデシア経済制裁決議採択
1972年 ローデシア解放団体、ゲリラ活動開始
1979年 独立に向けて平和的解決合意
1980年 ジンバブエ共和国として独立、ムガベ首相就任
1987年 ムガベ大統領就任
1990年 ムガベ大統領再選
1996年 ムガベ大統領三選
2000年 白人所有大農場を強制収用し黒人農民に再分配する政策始まる。この政策により、経済が極度に悪化し、2009年にはインフレ率2億%以上となった
2002年 ムガベ大統領四選
2008年3月29日 総選挙(大統領選挙、上院・下院選挙、地方選挙)実施
2008年6月27日 大統領決選投票の末、ムガベ大統領が五選
2009年2月13日 包括的政府が成立(ムガベ大統領、チャンギライ首相)

人々

人口:1,139万2,629人 (2010年推計)
人口増加率:1.53% (2010年推計)
出生率:人口1,000人当たり31.49人(2010年推計)
死亡率:人口1,000人当たり16.19人 (2010年推計)
乳幼児死亡率(1歳以下):出生1,000人当たり32.31人(2010年推計)
平均寿命 (2010年推計)
全人口 男性 女性
45.77歳 46.36歳 45.16歳
民族構成:アフリカ系 98%(ショナ族82%、ンデベレ族14%、その他のアフリカ系2%)、ヨーロッパ系、アジア系(2010年:CIA the World Factbook)
宗教:キリスト教と土着の伝統宗教の混合50%、キリスト教25%、土着の伝統宗教24%、イスラム教その他1%
言語:英語(公用語)、ショナ語、ンデベレ語
識字率(15歳以上): (2003年推計)
全人口 男性 女性
90.7% 94.2% 87.2%
労働力:384万人 (2009年推計)
職業: (1996年)
農業 工業 サービス業
66% 10% 24%

地図

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